イタリアで働く:EU ブルーカード(EU BLUE CARD)

9月 08, 2022

高資格・高度人材スペシャリスト用ビザ

EU加盟国以外の国籍者がイタリアで働くには労働許可証を取得しなければなりません。

EU加盟国以外の国籍者がイタリアで働くには労働許可証の取得が必須です。EUブルーカードはイタリアに拠点を置く企業と労働契約書を結ぶ人材のための労働許可証であるため【現地採用】際に適用される許可証です。

主な必要要件

EUブルーカードを申請するには、まずは以下の要件を満たす必要があります。

  • 最低3年間コースの大学を卒業していること:EUブルーカードの申請の際には大学の卒業証明書の提出が必須です。短期大学・専門学校の卒業証明書は受理されません。
  • 最低1年間のJob Offer(内定)を取得していること:Job Offer(内定)は正式なものでなければなりません。
  • 最低年収は2万5千ユーロ(グロス)
  • イタリア企業内でのポジション(職種)はISTAT CP 2011のレベル1、レベル2、またはレベル3に該当すること

EUブルーカード労働許可証のメリット・デメリットについて

メリット

  • 滞在許可証の更新が可能
  • 5年後には長期滞在用の許可証(永住権に値する)の申請が可能

デメリット

  • 雇用先の変更の際には当局による事前許可が必要
  • 現時点では大学を卒業していることが必須要件となっているため、イタリアでの業務内容に関する豊富な経験・実績を持っていたとしても、この労働許可証を申請することはできません。

EUブルーカード労働許可証の申請方法・手続きの流れ

  • ステップ1:労働許可証の申請(イタリアで行います)
  • ステップ2:労働許可証の取得後、ビザの申請に進みます(イタリア国外で行う手続きです)
  • ステップ3:ビザの発行後、イタリアに入国し、労働目的の滞在許可証を申請します。


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