融和協定 : Accordo di Integrazione について

agreement
27 1月 2025

Accordo di Integrazione ( 融和協定 )とは、EU加盟国の国籍を持たない16歳以上の者が1年間有効なビザを保有しイタリアに入国した際に同意が求められる協定です。

イタリアで長期滞在:融和協定 ~ Accordo di Integrazione ~ とは

この記事では、イタリアの融和協定に関するよくある質問にお答えします。

  1. 融和協定 (Accordo di integrazione) とは何か?
    融和協定はイタリアに入国した非EU国籍者がイタリア社会に統合するため、国がサポートし、社会への統合レベルを確認する目的のため導入された制度です。

    融和協定には十数個の項目が記載されており、各項目をクリアすることでポイントが与えられ、サイン者にはイタリア入国から2年以内に30ポイントを取得することが求められます。

    主な項目と各項目に与えられるポイントは以下のとおりです。
    • 融和協定への同意・・・・・・・・・・・・16ポイント
    • イタリア語レベルA1~B1・・・・・・・・10~28ポイント
    • イタリア文学に関する知識・・・・・・・・6~12ポイント
    • イタリア国民健康保険へ加入しGP(家庭医)を選択・・・4ポイント
    • アパートメントの契約・・・・・・・・・・6ポイント
    • その他(ボランティア活動、就労活動、イタリア大学を受講するなど)

      また、滞在許可証の申請後に市役所により市民のための情報・教育コースが実施され、このコースを受けるように通知が送られることもあります。このコースに参加しない場合には15ポイント減点され、犯罪行為などを行った際には刑の重さによってポイントが没収されます。

      入国から2年以内に30ポイント取得できない場合には、自動的に猶予期間が1年間プラスされ、入国から3年以内に30ポイントを取得しなければならないとされています。さらに、法律上、正当な理由(病気、仕事、研究および訓練の義務などによる)がある場合にのみ、一定の期間、融和協定を延期することは可能とされています。
  2. 融和協定 (Accordo di integrazione) への同意はどのような場合に必要されているのか?
    イタリアに一年間有効なビザで入国した16歳以上の非EU国籍者が滞在許可証を申請した際に必要となる書類です。この書類への同意(サイン)は移民警察・移民当局での手続きの際に求められます。
  3. 融和協定 (Accordo di integrazione) への同意は何を意味するのか?
    融和協定に同意する(サインをする)ということは、イタリアに長期滞在する外国人としてイタリア社会に統合することを確認し、それに同意することを意味します。

    融和協定 (Accordo di integrazione) へ同意することで、サイン者には主に以下が求められます。
    融和協定への同意から2年以内(最長3年以内まで延長が可能)に:
    • A2以上のイタリア語のレベルを取得すること
    • イタリアの法律と行政に関する十分な知識を得ること
    • イタリアでの生活に必要な基本的な知識を持つこと(社会サービス・税制など)
    • 就労・税務に関しての義務を遵守すること
    • 未成年に義務教育を受けさせることを保証すること
  4. 融和協定 (Accordo di integrazione)への同意は拒否できるのか?
    融和協定を拒否することはできません。
  5. 融和協定 (Accordo di integrazione)で課せられる義務はいつ、どのように確認されるのか?
    通常、イタリア入国から約2年が過ぎたころに移民当局からレターが届き、数日~数週間以内に書類を提出することが求められます。
  6. どの様な書類を提出すべきですか?
    提出する書類は各ケースによって異なります。例えば、アパートメントの契約書、Tessera Sanitariaのコピー、大学・語学学校の成績表などがあります。
  7. 求められている書類を提出できない場合、問題などは発生しますか?
    法律上、期限内に必要書類等を提出できなかった場合、滞在許可証の更新手続きができなくなる、または更新手続きが難しくなる恐れがあります。しかし、実際に書類を提出できなかったため、滞在許可証の更新手続きが認められないなどの事例は確認しておりません。

Author:

Marco Mazzeschi

One of the leading corporate immigration lawyers in Italy. Admitted to the Milan Bar Association (1988) and to the Taipei Bar Association (2016), a member of the American Immigration Lawyers Association (AILA) and of the International Bar Association (IBA). Marco Mazzeschi, the founder of Mazzeschi Srl, has 30 years of experience in corporate immigration and commercial law. He is “an absolute top name” who stands out as “the most prominent attorney in Italy” in the area according to Who’s who legal’s Corporate Immigration 2019: Analysis, he is also the most highly recommended immigration lawyer in Italy in the WWL 2018’s research.

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