この記事は イタリアで働く 際に適用される「最低賃金」とその制度に関してのご案内です。イタリアの最低賃金制度は他の国と比べ少々複雑となっておりますので、詳細に関してはイタリア税理士または労務士とご確認ください。
イタリア労働許可証を申請する際に適用される最低賃金について
まず、イタリアは他の多くのEU加盟国と違い一般的な【最低賃金】というものは設定されていません。イタリアでは、労働者の権利(最低賃金も含む)を守るため Contratto Collettivo Nazionale di Lavoro (CCNL:全国労働協定)が使用されており、この協定により各産業、職種カテゴリー、ポジションのレベルに適用される最低賃金を規定しています。
なお、現時点でCCNLは1000以上あります。
イタリアで働く 場合の最低賃金について
イタリアに働きに来られる場合、まずは労働許可証 (Nulla Osta) を申請しなければなりません。
労働許可証を申請する際に重要となる要件のひとつはイタリアで【十分な賃金が保証されている】ことを証明することです。この点を証明する方法は申請する労働許可証の種類によりますが、主に出向元または出向先による宣言書を使用いたします。
【十分な賃金はいくら?】
イミグレーション手続きを行う際に一般的な【最低賃金】というものはないため、正式な金額を提示することはできません。各ケースの正式な最低金額を把握するには、主に以下の点を確認する必要があります。
- 出向先に適用される全国労働協定
- 出向者のイタリアでの役職 (Job title)
- 出向者のイタリアでの役職に適用さえるレベル
イタリアの最低賃金関連リンク
CCNLの検索にはこちらのリンクをご覧ください。(Archivio Nazionale dei contratti collettivi di lavoro del CNEL)
主要産業に適用される一般的な全国労働協定(CCNL)が定める最低金額を確認するにはこちらのリンクをご覧ください。
